認めたくなかった悪癖
こちらの本を読んで、早寝早起きが習慣化しつつあると書きました。
- 作者: 佐々木正悟
- 出版社/メーカー: ソーテック社
- 発売日: 2018/10/20
- メディア: 単行本
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本書では習慣を「トレーニング」「日課」「悪癖」の3つのタイプに分けています。「習慣」というと、「トレーニング」「日課」に目が行きがちですが、「悪癖」も習慣とみなされる訳ですね。この本の特徴は「悪癖」の克服にもスペースを割いて紹介しているところです。
10年続いた悪癖
実は私には10年以上続いている習慣、おそらく多くの方が「悪癖」だと思うであろう習慣があります。
それは、「オンラインゲーム」です。スマホでやるゲームではなく、主にデスクトップPCを使って遊ぶゲームの方です。
趣味だ、と言い切ってしまえばそれまでですが、平日の夜、夕食後からお風呂や寝る準備をするまでのおおよそ2時間を毎日やっている、となると「悪癖」と捉える方が多いかもしれませんね。そのせいで寝るのが遅くなって起きるのも遅くなってしまうのだとしたら、なおさらです。
悪癖と認めることは、自己否定になる
そして、この「オンラインゲーム」を悪癖と認める--この期に及んで迷っている理由もあります。それは「自己否定になってしまう」から。平日ほぼほぼ2時間、10年以上続けてきたことを「悪癖」と認めてしまう。私がこれまで使ってきた時間って、いったい何だったの? やってきたことが無意味だったとするなら、自己否定、ひいてはアイデンティティの崩壊につながります(おおげさ)。そんなこと、絶対できない、したくない。自分がやっていることを正面から見据えることができない。そんな状態がずっと続いてきたわけです。
悪癖を悪癖としないために
自己否定につながりそうな「悪癖認定」。分かっている、本当は止めなきゃいけないんじゃないか。でも、オンラインに限らず、ずっとゲームが好きだった。「あなたはどうやって東と西を覚えましたか?」と聞かれたら、「はい、『はじめはひがし、つぎはにし』の歌で覚えました」と答えるぐらい、ゲームにお世話になったこともあります。ゲームプレイを悪癖とするなら、ゲーム自体も悪癖になってしまうのではないか。そんなこと、絶対できない、したくない(2回目)。
だって、趣味だもん(開き直った)。
では、私はいったい、どうしたら……。
ん、待てよ。
ゲームのせいで寝るのが遅くなって起きるのも遅くなるのなら。
夜はゲームせずに早く寝て、早く起きてからゲームすればいいじゃん。
そうだそうだ、そうしよう。
今のところ
かくして、ゲームのプレイ時間帯を夜間から早朝にスライドすることによって、悪癖認定を掻い潜りながらも、早寝早起きの習慣を手に入れたのでした。早朝はプレイ時間が限られておりますが、その分週末に雪崩れこんでいる状態になっています。次の課題はここかな。
悪癖認定するかどうか、自分のライフスタイルを考え直すべきかどうか、逡巡していたところ、思いがけない出来事が発生しました。そちらはまた、別の機会に。
以上、早寝早起き生活13日目のたすろぐでした。