たすろぐ

タスク管理とログの日々

片付けと寿命

これだけ、片付けに関する本があふれているのに。
YotuTubeでたくさん動画も公開されているのに。
なぜ、捨てる・処分する・手放すのができないのか?

ポイントは「時間」なんだよね。

別に、「片付ける時間が無い」っていうだけの話ではない。
以下、かなり衝撃的というか、普段は「やだやだ、考えたくないよー><」と思っちゃうような内容が出てきます。
ちょっと覚悟して、落ち着いて読んでみてください。


自分の残りの寿命を「平均寿命-現在の年齢」とする。

※参考「考主な年齢の平均余命|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life10/01.html

いきなり出ましたね。超重たい言葉。「寿命」!

自分の年齢が30歳、平均寿命が86歳とすると。
残りの寿命は「56年」となる。

30 < 56

となるので、残りの寿命はまだまだある。
だったらちょっと片付けてみようと思える。
例え間違えて捨てたり手放したりしても、買いなおす時間もお金も(稼ぐことができれば、だけど)十分にある。
もしそれが思い出の物だったとしても、新しく「思い出づくり」をすることができる。

それが。
自分の年齢が50歳、平均寿命が86歳とすると。
残りの寿命は「36年」となる。

50 > 36

となると……いろいろ考えて、手が止まってしまいませんか?
もちろん、物は少ない方が便利だろうし、快適に過ごせるであろうことは、想像に難くない。
でも。

「一度捨ててしまったら、二度と取り戻すことができないんじゃないだろうか?」
「いまさら思い出づくりなんて、できないんじゃないだろうか?」
「だったら、多少不便でも、今のまま=たくさんの物を持ったままでいいんじゃないか」

とあきらめの気持ちが出てきてしまう。
そう考えてしまう人は、きっと多いだろう。



残りの寿命とか、壮大な話になってしまった。
それぐらい、片付けって奥深いんだと思う。


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